2024年確定申告をWEBサービスを使って簡単に申請する方法についてご紹介します。
WEBサービスとは、インターネットを通じて提供される各種のサービスのことで、国税庁が運営する【e-Tax】や、確定申告書等作成コーナーなどがあります。
これらのWEBサービスを利用することで、紙の申告書を作成したり、税務署に出向いたりする必要がなくなります。
また、自動計算やデータの一括取得などの機能もあり、確定申告を効率的に行うことができます。
確定申告の期限は2024年3月15日です。
では、具体的な手順を見ていきましょう。
WEBサービスを利用するための準備
WEBサービスを利用するには、以下のものが必要です。
- マイナンバーカード
- マイナンバーカード読取対応のスマートフォン(又はICカードリーダライタ)
- e-Taxの利用者識別番号(マイナンバーカードをお持ちでない方は、税務署で発行されるID・パスワード)
マイナンバーカードは、市区町村の窓口で申請することができます。
マイナンバーカード読取対応のスマートフォンは、マイナポータルで確認できます。
下記のリンクをクリックするとマイナンバーカード読取対応のスマートフォンの一覧がPDFで表示されます。
e-Taxの利用者識別番号は、e-Taxの開始(変更等)届出書を税務署に提出することで取得できます。
この届出書は、e-Taxソフト(WEB版)で作成・提出できます。
確定申告書等作成コーナーで申告書を作成する
確定申告書等作成コーナー は、国税庁ホームページで提供されるWEBサービスで、所得税、消費税、贈与税の申告書や青色申告決算書・収支内訳書などを作成できます。
画面の案内に沿って金額等を入力するだけで、申告書が自動的に作成されます。
また、マイナポータル連携という機能を利用すると、医療費控除やふるさと納税に関する証明書などのデータを一括で取得し、申告書に自動入力できます。
作成した申告書は、e-Taxによる送信(提出)ができます。
e-Taxで申告書を送信する
e-Taxは、国税庁が運営するWEBサービスで、申告や納税などの各種手続をインターネットで行うことができます。
確定申告書等作成コーナーで作成した申告書は、e-Taxで送信することで、税務署に提出することができます。
送信するには、マイナンバーカードとマイナンバーカード読取対応のスマートフォン(又はICカードリーダライタ)を使って、本人確認を行います。
送信が完了すると、受付番号が表示されますので、メモしておきましょう。
e-Taxで税金を納付する
e-Taxでは、申告書の送信だけでなく、税金の納付もできます。 納付方法は、以下の3つがあります。
- ダイレクト納付(e-Taxによる口座振替)
- インターネットバンキング
- ペイジー(Pay-easy)対応のATM
ダイレクト納付は、事前に税務署に届出をしておけば、e-Taxを利用して電子申告などをした後に、簡単な操作で、届出をした預貯金口座からの振替により、即時又は期日を指定して国税の納付ができるものです。
インターネットバンキングは、自分の口座を持っている金融機関のホームページから、国税の納付ができるものです。
ペイジー(Pay-easy)対応のATMは、コンビニエンスストアや銀行などに設置されているATMから、国税の納付ができるものです。
まとめ
この記事では、2024年確定申告をWEBサービスを使って簡単に申請する方法についてご紹介しました。
WEBサービスを利用することで、確定申告をスムーズに行うことができます。
確定申告の期限は2024年3月15日です。
ぜひ、参考にしてみてください。