Webサイトの制作やリニューアルを考えている方は、RFP(提案依頼書)という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
RFPとは、発注者が制作や開発を依頼する際に、必要な要件や条件をまとめた文書のことです。
RFPを作成することで、発注者は自分の要望を明確に伝えることができ、受注者は適切な提案を行うことができます。
しかし、RFPを作成するには、Webサイトの専門知識や経験が必要になります。
そこで、専門知識がない方でも簡単にRFPを作成できる無料サービス「RFPビルダー」を紹介します。
RFPビルダーとは
ソニーネットワークコミュニケーションズが提供するWebサイト向けRFP作成支援サービスです。
RFPビルダーは、Webサイトの戦略、課題、アクセス解析などのカテゴリごとに質問を用意しており、回答することでRFPを自動的に作成してくれます。
また、用語の解説やRFP作成のヒントも表示されるので、わからないことがあっても安心です。
RFPビルダーは、アカウント登録をするだけで無料で利用できます。
製品サイトのリニューアルやブランドサイトの新規立ち上げなど、プロジェクトごとに最大5つまでRFPを作成できます。
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 ニュース
https://www.sonynetwork.co.jp/corporation/release/2023/pr20231107_0112.html
RFPビルダーの使い方
RFPビルダーの使い方はとても簡単です。
まず、RFPビルダーのサイトにアクセスして、アカウント登録をします。
次に、プロジェクトの種類を選択します。
現在、以下の4つのプロジェクトが用意されています。
- 製品サイトのリニューアル
- ブランドサイトの新規立ち上げ
- サービスサイトの新規立ち上げ
- その他のWebサイト
プロジェクトを選択したら、RFPのタイトルと概要を入力します。
これらは後から変更できます。
そして、RFPの作成に入ります。
RFPの作成は、以下の5つのステップで行われます。
- ステップ1:戦略
- ステップ2:課題
- ステップ3:アクセス解析
- ステップ4:要件
- ステップ5:条件
各ステップでは、カード型に分類された質問に回答していきます。
質問には、必須のものと任意のものがあります。
必須の質問は、回答しないと次のステップに進めません。
任意の質問は、回答しなくてもスキップできます。
質問には、テキスト入力やチェックボックス、ラジオボタンなどの回答方法があります。
また、質問の下には、用語の解説やRFP作成のヒントが表示されます。
これらを参考にしながら、自分のプロジェクトに合った回答を入力していきます。
回答を入力したら、右下の「次へ」ボタンをクリックして、次の質問に進みます。
すべての質問に回答したら、RFPの作成は完了です。
RFPは、PDF形式でダウンロードしたり、メールで送信したり、URLで共有したりできます。
RFPビルダーの活用方法
RFPビルダーの活用方法は、以下のとおりです。
- 専門知識がなくても、簡単にRFPを作成できる
- 用語の解説やRFP作成のヒントがあるので、わからないことがあっても安心できる
- カード型に分類された質問に回答するだけで、RFPの構成や内容を考える必要がない
- RFPの進捗状況が表示されるので、作成の目安がわかる
- RFPをPDFやメールやURLで簡単に共有できる
- アカウント登録するだけで無料で利用できる
- 自分の要望を明確に伝えることで、受注者とのコミュニケーションがスムーズになり、品質の高いWebサイトを制作できる
- 複数の受注者からの提案を比較しやすくなり、最適なパートナーを選ぶことができる
- 予算や納期の見積もりが正確になり、プロジェクトの管理がしやすくなる
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 RFPビルダー
https://rfpbuilder.sonynetwork.co.jp/
まとめ
Webサイトの制作やリニューアルを考えている方は、RFPビルダーをぜひ試してみてください。
RFPビルダーは、専門知識がない方でも簡単にRFPを作成できる無料サービスです。
RFPビルダーを使えば、自分の要望を明確に伝えることができ、受注者とのコミュニケーションもスムーズになります。
RFPビルダーで、Webサイトの制作やリニューアルを成功させましょう。
要望を伝えるのは難しいですが RFPビルダー があれば安心ですね