JPYCが動く!関連上場企業リストから読み解くWeb3の未来【2025年】

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二つの日本円硬貨が、株価チャートと背景のボケの上に配置され、「JPYCが動く!関連上場企業リストから読み解くWeb3の未来【2025年】」のテキストが重ねられているイメージ。

2025年8月、JPYC株式会社が資金移動業に登録され、国内初の円建てステーブルコインの発行が現実味を帯びました。

これに伴い「JPYC関連銘柄」への関心が急上昇。本記事では一次情報(公式発表・適時開示・大手メディア)を基に、JPYCに直接関与を公表している日本の上場企業を整理。

さらに二次的(周辺)に関与する上場企業、直近ニュースの要点を解説します。

目次

3分でわかる!JPYC最新ニュース

資金移動業の登録:2025年8月中旬、JPYCが資金移動業に登録されたと報じられ、今秋の円建てステーブルコイン発行が見込まれる状況に。
裏付け資産は預金・JGB(国債)と報道。発行後は数週間以内に新サービス「JPYC EX」開始計画が伝えられています。

企業連携の加速コンビニ収納代行への導入検討(電算システム)企業システムとのノーコード連携(アステリア)、人材×デジタルアセットの探索(パーソル)など、実装に直結する提携が相次いで公表。

注意

本記事は「JPYCに関与を公表した日本の上場企業」に絞って掲載。
暗号資産や株式の投資助言を意図するものではありません。

JPYCに関してはこちらをご覧ください。

JPYCに直接関与を公表している上場企業一覧(一次情報ベース)

定義:①JPYC社への出資(直接/CVC/子会社経由)、②資本・業務提携、③正式な共同検討、④システム開発受託など、企業側またはJPYC側の公式発表・適時開示・大手報道で明示された関係を指します。

証券コード企業名関与区分主な内容(要点)初出/更新
3853アステリア出資(グループCVC・AVF)/ 業務連携2021年にJPYC(旧:日本暗号資産市場)へAVF経由で出資。2025年8月、「JPYCアダプター」開発を発表(企業システムとJPYCをノーコード連携)。2021/04/06・2025/08/21
4072電算システムHD資本業務提携(子会社の電算システムが出資)コンビニ収納代行×JPYCの導入検討や新決済基盤の社会実装を共同で推進。公式IR/PRでJ-KISS引受を明示。2024/05/07
2181パーソルHDCVC出資パーソルベンチャーパートナーズを通じてJPYCへ出資。人材サービス×デジタルアセットの新規事業探索を掲げる。2024/03/25
8515アイフルグループVC出資/子会社連携AGキャピタルがJPYCへ出資を公表。子会社ライフカードはVプリカギフト×JPYCのキャンペーンを実施。2024/05/23・2025/04/15
2497ユナイテッド出資(J-KISS)JPYCへのJ-KISS型新株予約権による出資を公表。2024/02/13
8306三菱UFJFG協業(信託型JPYC/Progmat)MUFG信託×Progmat×JPYCで「JPYC(信託型)」発行の共同検討。Progmat基盤での相互交換構想も。2023/11/28 ほか
7381北國フィナンシャルHD共同検討預金型ステーブルコイン「トチカ」⇄JPYC(資金移動業型)の相互交換を共同検討。公式ニュースあり。2024/05/23
7352TWOSTONE&Sons出資実績コーポレート発表にJPYCへの出資実績を明記(後に株式譲渡済の記載あり)。2023/06/08
4373シンプレクスHDシステム開発JPYCの取引サービス(交換所)システム構築に携わった旨を自社サイトで公開。2025/07/17

補足

上表は一次情報ソースに基づく直接関与のみを掲載。マーケット記事が言及するテーマ株的な関連
(例:USDC・Progmat・電子決済等取扱業の一般論)だけでは表に含めていません

周辺・二次的に関与が確認できる上場企業

Speee(4499)
子会社のDatachainが三菱UFJFGの主導するステーブルコイン基盤「Progmat」と連携・出資などを公表しています。
Progmatは異なる種類のステーブルコインを相互運用するエコシステムを目指しており、将来的にJPYC(資金移動業型)との相互交換も視野に入れているため、その関連銘柄として注目されることがあります。

インタートレード(3747)
持分法適用会社であるデジタルアセットマーケッツが、JPYCと資本業務提携済みの電算システムHDのステーブルコイン基盤の構築支援を発表しています。
このため、間接的な関連がある企業として挙げられることがあります。

直近ニュースの把握に役立つ一次/大手ソース(ピックアップ)

  • 資金移動業登録・今秋の発行見込み:日経・Yahoo系配信、Reuters、CoinPost等で報道。
  • 電算システム×JPYCの資本業務提携:IR/PDF・PR TIMESで一次確認可。
  • パーソルのCVC出資:パーソル公式ニュースで一次確認。
  • アステリアのアダプター開発:アステリア公式プレス。
  • MUFG信託×Progmat×JPYCの協業:MUFG信託英語リリース・Progmat公式解説。
  • 北國FGとの共同検討:北國FG公式ニュース・CoinDesk/PaymentNavi解説。

各社の関与を深掘り!知っておきたいポイント

アステリア(3853)

  • 要点:AVF経由でJPYCへ出資(21年)。25年8月、「JPYCアダプター」開発でJPYCの企業実装(会計・基幹)を後押し。
  • 見どころノーコード連携社内運用のハードルを下げる。実運用の採用事例アダプターの対応チェーン/仕様が今後の注目点。

電算システムHD(4072)

  • 要点:子会社が資本業務提携J-KISS引受コンビニ収納代行×JPYC新決済・送金基盤の検討を公表。
  • 見どころ実店舗/請求書決済の現場とJPYCがつながると手数料や入金サイクルにインパクト。規制運用やUXが鍵。

パーソルHD(2181)

  • 要点CVC出資を公表。給与/報酬/スキマワーク決済など人材の現場での活用可能性に言及。
  • 見どころデジタル給与・報酬前払いなど実装シナリオの具体化。

アイフル(8515)

  • 要点AGキャピタル出資をPRで明示。ライフカードVプリカ×JPYC交換/キャンペーンを展開。
  • 見どころプリペイド/ギフト×JPYC流通接点拡大

ユナイテッド(2497)

  • 要点J-KISS出資。累計調達のマイルストーンにも言及。
  • 見どころ広告/教育/人材など自社アセットとの連携余地。

三菱UFJFG(8306)

  • 要点MUFG信託×Progmat×JPYCで「JPYC(信託型)」の共同検討を正式発表。国内外ステーブルコインの交換構想も。
  • 見どころ信託型×資金移動業型相互運用金融機関連携の深度。

北國フィナンシャルHD(7381)

  • 要点:預金型「トチカ」→JPYC(資金移動業型)交換を共同検討。公式に発表。
  • 見どころ地域通貨/商圏決済からパブリックチェーンへの橋渡し。

TWOSTONE&Sons(7352)

  • 要点出資実績をコーポレートで明記(株式譲渡済の注記あり)。
  • 見どころアーリーステージ支援の履歴としての位置づけ。

シンプレクスHD(4373)

  • 要点JPYCの取引サービス(交換所)システムの構築に携わった旨を自社インサイトで公表。
  • 見どころ実装の中核となる売買/交換UI・接続の品質。

よくある質問(FAQ)

Q1. 「JPYC関連銘柄」の定義は?

A. 本記事では一次情報でJPYCとの関与を公表した上場企業のみを直接として掲載。Progmat参加等の“間接”は別枠で提示しました(テーマ株の広い言及とは切り分け)。

Q2. JPYCの発行・償還や手数料の最新は?

A. 報道ベースでは今秋発行見込み発行・償還手数料は無料(振込・ガス代のみ)等が伝えられています。正式サービス開始後に公式の最新条件をご確認ください。

Q3. どのソースを追えば確度が高い?

A. 企業のIR/PR、金融機関の公式リリース、主要メディア(Reuters/CoinPost/CoinDesk Japanなど)が起点として有用です。

本稿は事実の整理公式ソースへの導線に特化した保存版リスト。
情報は動きが速いため、企業・当局・JPYC公式の最新発表を常時ご確認ください。

本記事の注意点と免責事項

本記事は、JPYCに関連する企業の情報を事実に基づいて整理・解説するものであり、特定の暗号資産や株式への投資を推奨するものではありません

投資判断は自己責任
株式や暗号資産の価格は、市場の動向や企業の業績、規制の変更など、様々な要因で変動します。
本記事の情報は、あくまで参考としてご活用いただき、実際の投資判断はご自身の責任において行ってください。

情報の鮮度
本記事は2025年8月22日時点の情報に基づいて執筆されています。
Web3や金融の分野は変化が速いため、最新の公式発表(企業のIR、プレスリリース、JPYC公式のお知らせなど)を必ずご確認ください。

税務・会計の取り扱い
電子決済手段や暗号資産の税務・会計上の扱いは複雑な場合があります。
個人・法人を問わず、具体的な税務に関するご相談は、必ず専門家(税理士・会計士など)にご確認ください。

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