インドの聖なる山と花の楽園を巡る旅
インドには多くの美しい自然がありますが、その中でも特に魅力的なのが、ナンダ・デヴィ国立公園と花の谷国立公園です。
これらは世界遺産にも登録されており、ヒマラヤ山脈の雄大な山々と色とりどりの花々が織りなす景観は圧巻です。
この2つの国立公園を訪れるために、ウッタラーカンド州にあるゴーヴィンドガートという村に行くことからはじまります。
ここからは徒歩でしか進めませんが、ガイドやポーターを雇うことができます。
まずは ナンダ・デヴィ国立公園
ナンダ・デヴィとは、「祝福された女神」という意味で、ヒンドゥー教の聖山として崇拝されています。
その頂上は標高7,817mで、インドの中に山全体があるものでは最も高い山です。
その周囲には6,000m級の山々が連なり、氷河や雪原が広がっています。
この地域は生態系が非常に脆弱で、絶滅危惧種のユキヒョウやジャコウジカなどの貴重な動物が生息しています。
そのため、1983年から入山が禁止されており、一般人は入口から4kmほどしか入れません。
白く輝くその山は、まさに女神のようです。
次に 花の谷国立公園
こちらはナンダ・デヴィ国立公園よりも低い標高にありますが、それでも3,000m以上の高地です。
ここでは約300種類もの花々が咲き乱れており、まるで花畑のようです。
特に目を引くのはブルーポピーという青い花です。
この花は高山植物の代表格で、高度3,000m以上でしか咲かないと言われています。
幸運の方はこの花を見ることができます。
他にもエーデルワイスやマーガレットなど、さまざまな色や形の花々が目を楽しませてくれます。
ナンダ・デヴィ国立公園と花の谷国立公園は、インドの自然の魅力を感じることができる素晴らしい場所です。
ただし、高地であることや入山制限があることを考慮して、事前に準備や調査をしっかりと行う必要があります。
また、自然を尊重して、ゴミや汚物などを残さないようにしましょう。
そうすれば、この美しい景観をこれからも楽しむことができます。
それぞれの顔の風景をお楽しみください。
\前回の動画を見過ごした方はぜひ/