暗号資産(仮想通貨)に投資を始めるには、まず取引所に口座を開設する必要があります。
しかし、取引所は数多く存在し、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
この記事では、暗号資産の取引所の口座開設方法と、おすすめの取引所を比較して紹介します。
口座開設の流れや注意点、取引所の特徴やメリットなどをわかりやすく解説しますので、暗号資産投資の参考にしてください。
暗号資産の取引所とは
暗号資産の取引所とは、暗号資産(仮想通貨)を売買する場所のことです。
取引所には、主に以下の2種類があります。
販売所
取引所が決めた価格で暗号資産を売買する場所。
初心者にも使いやすいが、手数料が高い場合が多い。
取引所
ユーザー同士が自由に価格を決めて暗号資産を売買する場所。
手数料が安いが、操作が難しい場合がある。
また、取引所によっては、以下のようなサービスも提供しています。
レバレッジ取引
借り入れた資金を使って暗号資産を売買することで、少ない資金で大きな利益を狙うことができるが、リスクも高い。
スポット取引
現物の暗号資産を売買することで、長期的な価値変動に対応できるが、価格変動による損失も発生する可能性がある。
つみたて投資
定期的に一定額の暗号資産を購入することで、平均的な価格で資産を形成できるが、価格が下落し続けると損失が拡大する可能性がある。
取引所を選ぶ際には、自分の投資目的やスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
口座開設に必要なもの
暗号資産の取引所に口座を開設するには、以下のものが必要です。
メールアドレス
アカウント作成やログインに使用します。
本人確認書類
運転免許証やパスポートなどの写真付きの身分証明書です。本人確認のために必要です。
IDセルフィー
本人確認書類と本人が同時に写った写真です。
本人確認の精度を上げるために必要です。
電話番号
SMS認証や2段階認証に使用します。
セキュリティのために必要です。
これらのものを用意しておけば、スムーズに口座開設を進めることができます。
口座開設の流れ
暗号資産の取引所の口座開設の流れは、大まかに以下のようになります。
- 取引所の公式サイトにアクセスする。
- メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを作成する。
- メールに届いた認証用URLをクリックして本登録を完了する。
- 基本情報や本人確認書類、IDセルフィーなどを入力・アップロードする。
- 審査が通れば口座開設が完了し、取引が可能になる。
取引所によっては、オンラインで本人確認を完結させることで、最短で即日の口座開設が可能な場合もあります。
また、口座開設後は、セキュリティ対策としてSMS認証や2段階認証を設定することをおすすめします。
口座開設方法が簡単なおすすめの取引所
ここでは、口座開設方法が簡単で、おすすめの取引所を3つ紹介します。
それぞれの取引所の特徴やメリットを確認して、自分に合ったものを選んでください。
SBI VCトレード
SBI VCトレードは、SBIホールディングス株式会社の傘下にある暗号資産取引所です。
SBIグループの信頼性が高く、セキュリティも強固です。
また、取り扱い暗号資産が多く、レバレッジ取引や積立サービスなども提供されています。
口座開設には「クイックID」という方法があり、最短で当日に取引が可能になります。
SBI VCトレードのメリット
- 口座開設が最短当日で可能
- 取り扱い暗号資産が多い
- レバレッジ取引や積立サービスなどが提供されている
- セキュリティが高い
- SBIグループの信頼性がある
SBI VCトレードの公式サイトはこちらです。
DMM Bitcoin
DMM Bitcoinは、DMMグループが運営する暗号資産取引所です。
セキュリティが高く、レバレッジ取引やスポット取引などのサービスが提供されています。
また、口座開設には「スマホでスピード本人確認」という方法があり、最短で1時間以内に取引が可能になります。
DMM Bitcoinのメリット
- 口座開設が最短1時間以内で可能
- セキュリティが高い
- 安心のDMMグループ
DMM Bitcoinの公式サイトはこちらです。
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bitFlyer
bitFlyerは、国内最大の暗号資産取引所です。
ビットコインの取引量が国内トップレベルで、取り扱い暗号資産も多いです。
また、口座開設には「クイックID」という方法があり、最短で即日に取引が可能になります。
bitFlyerのメリット
- 口座開設が最短即日で可能
- ビットコインの取引量が国内最大
- ポイント制度やキャンペーンが充実
bitFlyerの公式サイトはこちらです。
比較表
SBI VCトレード、DMM Bitcoin、BitFlyerの各取引所の特徴やメリットを一覧表にまとめました。
ご参考になれば幸いです。
項目 | SBI VCトレード | DMM Bitcoin | BitFlyer |
---|---|---|---|
口座開設時間 | 最短当日 | 最短1時間 | 最短10分 |
手数料 | 現物取引・レバレッジ取引・積立・レンディング・ステーキングなど各種手数料無料 | 現物取引・レバレッジ取引・入出金など各種手数料無料(BitMatch取引手数料とレバレッジ手数料を除く) | 現物取引・レバレッジ取引・入出金など各種手数料無料(Lightning FX取引手数料を除く) |
取り扱い暗号資産 | 20銘柄(BTC、XRP、ETH、ADA、DOGE、XLMなど) | 32銘柄(BTC、ETH、XRP、LTC、BCHなど) | 22銘柄(BTC、ETH、XRP、LTC、BCHなど) |
レバレッジ取引 | 最大4倍 | 最大10倍 | 最大2倍 |
スポット取引 | あり | あり | あり |
つみたて投資 | あり | なし | あり |
暗号資産の取引のリスクや注意点
暗号資産の取引には、大きな利益のチャンスがありますが、同時に大きなリスクも伴います。
暗号資産の取引を始める前に、以下のリスクや注意点を理解しておくことが重要です。
- 暗号資産の価格は大きく変動することがあり、損失を被る可能性がある。
- 暗号資産の売却益は雑所得として確定申告が必要で、税金がかかる。
- 暗号資産の送金は間違えると取り戻せないので、アドレスの入力ミスに注意する。
- 暗号資産は国や政府によって規制される可能性がある。
- 暗号資産は詐欺や盗難などの犯罪に利用される場合もあるので、信頼できる取引所や情報源を選ぶ。
これらのリスクや注意点を理解しておくことで、暗号資産の取引を安全に行うことができます。
まとめ
暗号資産の取引所の口座開設方法と、おすすめの取引所を比較して紹介しました。
口座開設には、メールアドレスや本人確認書類などが必要ですが、オンラインで簡単にできる方法もあります。
また、取引所によっては、レバレッジ取引やつみたて投資などのサービスも提供しています。
暗号資産投資を始めるには、自分の投資目的やスタイルに合った取引所を選ぶことが重要です。
この記事で紹介した取引所は、口座開設方法が簡単で、それぞれに特徴やメリットがあります。
ぜひ、複数の取引所に口座を開設して、暗号資産の魅力を体験してみてください。
また、暗号資産の取引には、価格変動や税金、送金ミスなどのリスクや注意点があります。
これらを十分に理解して、慎重に取引を行うことが大切です。
暗号資産の取引は自己責任で行ってください。